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の船舶の入港が可能である。
主要設備は、一般貨物船用突堤(延べ長さ3,698m)、バルク・キャリア用のメイドン埠頭(同2,811m)、係船桟橋1号(同1,714m)、石炭バース(同743m)などがある。
メイドン埠頭には延ベ101,219平方mの上屋(貨物保管能力347,073立方m)が設けられている。
サリスベリー島には、7パースを設けた深水埠頭があり、埠頭には倉庫4棟、各バースにはクレーン設備(4トン×4基、75トン×2基)がある。
ダーバン港の荷役設備は、4トン埠頭クレーン×151基、7.5トン×14基、15トン×8基、81トン×1基、移動クレーン(15トン〜35トン×13基、60トン×2基、12.5トン×4基)、重量物埠頭クレーン(能力80トン)1基、クレーン船3隻(各能力25トン、60トン、200トン)、コンテナ・クレーン(能力30トン)×2基、コンテナ輸送機(能力30トン)×16基などがある。
メイドン埠頭の8号バースは、穀物38,100トンの貯蔵能力をもち、1時間当り穀物1,422トンの積出し可能の穀物専用エレベーターの設備がある。
また、メイドン埠頭のコンベヤは、1時間につきマンガン・鉄鉱石350トンおよび穀物230トンの輸送が可能である。
コンテナ・ターミナルには、コンテナ船専用の深水バース(長さ304,8m〜340m)5があり、このうち2バースにはロロ船用の設備がある。バースの最大吃水は12.2m、コンテナ・クレーン(能力40トン)7基を備えている。
タンカー・ターミナルには、港湾局運営の5バース(長さ183m〜244m)、(吃水9.4m〜11.5m)があり、33万DWTまでのタンカーの収容が可能である。清水、食糧、各種燃料、ディーゼル油、ガスオイルなど全て供給が可能である。

 

 

 

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